イジメ返し2 ~恐怖の復讐劇~

その瞬間、ロッカーの中からすえた匂いが鼻に届いた。


「マジで~!こいつ、また漏らしてんだけど!!ありえねー!」

マミが手を叩いてゲラゲラと大声で笑う。

その隣にいた綾香は鼻をつまんでまるで汚い物を見るかのような冷めた目を里ちゃんに向けた。

「汚いわね。ロッカーの中のモップとか汚してどうすんのよ。全部綺麗に掃除してから帰りなさいよね」

「――あっ、ヤバ!隣のクラスの先生来るかも!!」

突然、廊下の見張りをしていたみやびが叫んだ。

「チッ。タイミングわるっ。今から写真撮影でもしようかと思ってたのに」

「バレたらヤバし、もう帰ろう!」

3人は慌ててバッグを手に取った。

そして、教室から出て行く直前に振り返りあたしと里ちゃんを睨んだ。

「チクったら絶対に許さないから」

綾香はそう念を押すとプイっと顔を背けて教室から出て行った。

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