家族の絆
次の日の日曜は、前日からの雨がずっと降り続いていた。最低気温も20度を切って、肌寒さも感じていた。連絡網の電話があり、サッカーの練習は中止ということになった。絵梨は友達と渋谷に遊びに行くというので、純一と3人で、近くのお店に買い物に行こうかという話になった。南町田にあるグランベリー(Grand Berry)モールに久しぶりに出掛けることにした。2年前のオープン当時は何度か訪ねたが、人込みに戸惑ってしまい、しばらくご無沙汰していた。いつも家族みんなで出掛けるか、祐一が欠けることはあっても、絵梨を除いた3人という組み合わせは初めてだった。この日は純一が主役だった。新しいサッカーシューズを買ってもらった純一は、非常に喜んでいた。お昼もショッピングモール内で済ませた。相変わらず、人込みは変わらなかったが、久しぶりの家族でのショッピングに気分的に満足していた。
家に帰ったのは2時前だったが、囲碁対局を見逃してしまったのに帰ってから気づいて、少しがっかりした。純一は買ってきた靴に紐を通していたが、それが終わると自室に上がり、自ら勉強をしていたようである。
家に帰ったのは2時前だったが、囲碁対局を見逃してしまったのに帰ってから気づいて、少しがっかりした。純一は買ってきた靴に紐を通していたが、それが終わると自室に上がり、自ら勉強をしていたようである。