家族の絆
3月は出張にまぎれてあっという間に過ぎ去ってしまい、新しい仲間を迎える4月になっても、毎日があわただしく過ぎて行った。居酒屋〔寄り道〕のあの女(こ)から何もいって来ないことはそれほど気になってはいなかったが、女将さんがどうしているのか訪ねなければと思いつつ、まだ果たされないでいた。それに、どの面下げて今ごろのこのこと出向いていくのかという方が深刻な問題であった。ともかく、適当なタイミングで、三田へ行くことができないでいた。
デジタル放送研究会では、2年目に差し掛かった頃から委員長に替わって研究会全体を仕切るような立場になっていた。会議の日程や議題について、祐一がアレンジすることになっていた。そろそろ4月の案内を出そうかなと思っていた頃に、ユキから銀座のお店の案内状が届いた。手書きの文字もやはりきつい感じであるが、丁寧にきれいに認められていた。やはり、女将さんに会う前に、その女(こ)、ユキに会って、もう少し事情を聞いたほうが賢明ではないかと思えてきた。そのために、三田のお店〔寄り道〕に行くことを先延ばしにすることになってしまった。
デジタル放送研究会では、2年目に差し掛かった頃から委員長に替わって研究会全体を仕切るような立場になっていた。会議の日程や議題について、祐一がアレンジすることになっていた。そろそろ4月の案内を出そうかなと思っていた頃に、ユキから銀座のお店の案内状が届いた。手書きの文字もやはりきつい感じであるが、丁寧にきれいに認められていた。やはり、女将さんに会う前に、その女(こ)、ユキに会って、もう少し事情を聞いたほうが賢明ではないかと思えてきた。そのために、三田のお店〔寄り道〕に行くことを先延ばしにすることになってしまった。