❤嫉妬カレシ日和☁




「たまには読みたくなる。」

「そうなんだ!!はい、来週の金曜日まで返却お願いします!!」

「ん。」

「あのテーブルで読んでてもいいよっ」



テーブルで読み始めた俊。


なんか嬉しいっ。


仕事してても俊を見れるなんて。



「良かったね。」

「うん!!」



思わず、微笑んじゃう私。


そんな私を見て黒瀬くんも笑っていた。


ありがとう。


好きの気持ち。


これだけは、胸にそっと仕舞っておきたい。



「この本そこの棚に並べといてー」

「はーい!!」

「読み終わった。」

「えーっ!?もぉっ!?」



図書室では当分。


三角関係が始まりそうです。


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