俺様上司に、跪いて愛を乞え
「前にも、あんなおもしろくもない誘い方をしてきて……」

耳元に息を吹きかけられ、「くくっ…」と、小さく笑われた。

「おもしろくもないんだったら、よけいに……よけいにもう、かまわないでください!」

叫んで、離れようとするのを、さっきの赤味が残ったままの手首を再び捕られた。

「おまえの誘い方はおもしろくはないが、俺の方は、おもしろくてしょうがないんだよ…」

口の端を軽く吊り上げる部長を睨んだ。

「……それって、私を、からかっておもしろがってるって、ことですか……」

「そう…鈍感なおまえにしては、よくわかったな」


言う部長の頬を平手で打った。



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