逆転恋愛 ~君との距離~

嫌い。嘘、好き

次の日、起きたら目が酷く腫れていた。



だけど、冷やそうとは思わない。



ほおっておけばいつかは治るし、地味の格好だと前髪で隠れるし、私なんかを誰も見ようとしないから。



学校に行きたくないとは思わない。



あれは、自分で決めて自分で言ったこと。



『嫌いなの、あんたの事!』



大体、話すようになってからたったの何ヶ月。



それで、大河に恋に落ちるなんてどうかしてる。
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