愛し、愛されたのは優しい死神でした。

なんて独り言っぽく呟いたつもりが岳の耳には全て入ってしまったみたいで、ぷち説教タイムが始まってしまった。

でもこんな風に接してくれる男の子は今まで居なかったから、少し楽しい。
あと一杯笑えって言われた。
勿体無いって。

「たまには近場散歩して出会いを見付ければイイじゃん♪悪霊退治は俺に任せてよ♪」

『フフッ☆ありがとう♪…ッ…コホッコホッ…!』
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