愛し、愛されたのは優しい死神でした。

『薬は常備してっと…よしっ!まずは洗濯っ!』

軽く髪を束ねてアップにすると早速取り掛かる。何かをしている時は寂しさも少しは忘れられるし、気が滅入らないから。

苦しくなり始めたら体を休ませるを繰り返しながらプラン通りに行動していくと、全てやり終えた時には、時刻はすっかり夕方の16時過ぎになっていた。


青空だったのがオレンジ色になって…若干薄暗くなりかけてる。

『洗濯物も取り込んで畳んだし、お腹が空くまで部屋で読書でもしようかな…』
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