愛し、愛されたのは優しい死神でした。
白虎様や凪君達に力強く頷くと、
自分の姿がどう思われるかの不安と、緊張感を秘めながらも部屋の外に一歩踏み出した。
―ガチャ……
この部屋から律さんの部屋まではそう離れていない。歩いて数分だ。
歩いていくにつれ…廊下ですれ違う人達の視線が気になったけど、皆白虎様に視線を向けてるからだと、そう思って足を進めた。
黙って白虎様の後ろをついて歩いていくと不意に周りの人達の会話が聞こえてくる。