愛し、愛されたのは優しい死神でした。

二人から言われた事を頭の中で整理して何となく仕組みが分かった。

「という事でルナさん、お世話になります♪」

『???』

にこやかな表情で突発的に発せられた律さんの言葉の意味が解らずに固まっていると兄弟で会話を始めた。 

「岳。少し書斎に戻る。直ぐに戻るから護衛頼むぞ」

「?うん、了解☆」

岳と呼ばれるこの人は…律さんと比べたら若干落ち着き無いっていうかフランクな人だよね。
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