オオカミくんのトリコ
「うーん、本人に聞けば?って言いたいところだけど避けられてるんだもんな」




「うっせえ……」




今までだってケンカしてたことは散々あるけどなんだかんだ次の日は普通だった。




そんな羽衣だけど、今日は俺が起きたらもう家を出ていて。


リビングのテーブルに朝食だけラップをして置いてあった。





「ま、俺から結衣にも聞いてみるよ」




そう言った駿は俺の元から離れ教室を出ていった。



今は昼休みだけど俺は授業の時しか羽衣を見ていない。



休み時間が終わるとすぐ草野と篠塚と小倉を連れてどこかへ行き、昼休みになったら4人で弁当を持っていなくなった。





駿はアイツらの居場所が分かるのか?





そんなことを考えながら裏庭にいる俺はベンチに寝転がり目を閉じた。
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