ブラッド
第60章
     60
 毎日昼間は事件捜査に出て、夕方から夜に掛け、署に戻る。


 そして雑務をこなした。


 体はだるい。


 疲れていて。


 だが、不思議と悲観はしてない。


 いつか篠原も羽野も下古毛も、今回の連続殺人事件に関わった人間たちは出没するだろう。


 このG県内に。


 俺も伊里町もそれを待つつもりでいた。


 確かに何かを待つということは、辛いことではあるのだが……。


 時が流れ、週が明けて月曜になる。


 朝起きて、上下ともスーツに着替え、通常通り出勤した。


 署の捜査本部のデスクで事務作業する。
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