無口な私の復讐劇

「詩織ちゃん、あんまり痛めつけちゃ駄目よ。まだまだ使えるんだから、フフフフフ」

矢田亜美咲は何がしたい。

本当に予測もつかない。

「亜美咲、三分前だよ。帰らなきゃ」

「そうだね。
じゃあ山田さんまた次の機会に、ね」

三分前なのに次から次へと生徒がトレイに来る。

二軍のヤツらだ。

クスクスと見て笑って戻る。

助けて。

助けてよ…。

血に染まった涙がこぼれる。


こんな毎日が三ヶ月弱も続いた。

ひどい日には二階の窓から突き落とされた。

死にたい。

そう思っていたのになかなか死ねない。

だから矢田亜美咲達は何度も階段や窓から私を突き落とした。

もう少しで夏休み。

夏休みの計画を立てる声がチラホラ聞こえる。

人をいじめといてまだ夏休みを楽しむ気…?

許さない。

許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない。

ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ。

復讐してやる。

殺してやる。

コロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤル…。
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