一寸の喪女にも五分の愛嬌を
逃げればそこには誰がいる?



 何もかも全てから逃げ出したい時がある。

 
 その先にいるのは自分だけ。


 けれど誰かに側にいて欲しい。


 愛嬌もないくせに、そんなことを願ってしまう。



 

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