アナタの過ち


定期的に身装検査がある。

その前の休み時間。

「ねぇ!明日遊ばない?」

『あ…ごめん。お金無いんだ』

私は苦笑いで答えた。

「そっか…いつもそれだね!」

友達も同じ、苦笑い。

『ごめんね。本当は遊びたいんだけど…』

いつも笑顔で私なんかを誘ってくれる友達。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

「いいよいいよ!またお金ある時に遊ぼう!」

『うん、ありがとう…』


でも毎回この繰り返し。
悔しくて、悲しくて、いつも泣きそうだった。

もちろん本当に泣くことは無いけど。



身装検査でも、周りでは私にとって信じられない言葉が飛び交っていた。

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