自殺少女と花見の少年

本当に

「本当に、虐待されたりしてるとは思えないね」



「まぁ、そこまで殴られたりモノ投げられたりしないしね。大事な商品が傷ついちゃう」



「商品・・・?もしかして、自分のこと?」



「そ。あたし。

お金稼ぐための大事な商品だから」



そう言って彼女はよくある学習机のピンクの回転する椅子に腰掛けた。

そして、うさぎのシーツで彩られたベッドを指差し

「まぁ、そこにでも座って」

と言った。



「あ、失礼します・・・。

ねぇ、うさぎ、好きなの?」

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