10代~突き通した我が儘~
最後





恭雅と璃音ちゃんは、


俺らをおいて、別の世界に行ってしまった。


当麻と新太は、俺を必死に慰めた。

俺は、壊れた。

夢ちゃんすら、受け付けなくなった。

先輩達は、ずっと俺に頭を下げた。

その度俺は「気にしないで下さい」と言う。


誰も、悪くない。

俺が、恭雅を守ってやれなかっただけ。

すべて、俺が悪い。
< 100 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop