虚空を眺めて
「誰だよ・・・」
月彦は闇の中、どこを向いているのか。
わからぬまま、そう呟くように声をかける。
【・・・・・・・・・】
しかし、その問いには誰も答えない。
もしかしたら、聞こえていないのか・・・。
と、月彦は不安になった。
【・・・この世の危機。力をかしなさい・・・】
再び、声が聞こえる。
先ほどとは文句が違うものの、声色は相変わらず。
低い女性の声だった。
「俺の質問に答えろ!」
月彦は叫び。闇を睨み付けた。
しかし、そこは闇ではなかった。
月光に照らされる月彦の天井だった。
「あれ・・・?」
キョロキョロと辺りを見ると、そこはやはり月彦の部屋だった。
月彦はどうやら、いつのまにか寝てしまっていたらしい。
月彦の身体はベットの上で横たわっていたのだ。
「夢・・・?」
しかし、夢にしてはリアルだった。
と、月彦は首をかしげるばかりだった。
「夢・・・あれは、本当に夢なのか・・・あれは・・・
どこか、懐かしい感じのする夢だった。
あの声もどこかで聞いたような―――。
『月彦!!』
っと、その時だ。
月彦は、階下から聞こえてくる母の声に、あの夢の出来事が頭の中から、吹っ飛んだ。
月彦は闇の中、どこを向いているのか。
わからぬまま、そう呟くように声をかける。
【・・・・・・・・・】
しかし、その問いには誰も答えない。
もしかしたら、聞こえていないのか・・・。
と、月彦は不安になった。
【・・・この世の危機。力をかしなさい・・・】
再び、声が聞こえる。
先ほどとは文句が違うものの、声色は相変わらず。
低い女性の声だった。
「俺の質問に答えろ!」
月彦は叫び。闇を睨み付けた。
しかし、そこは闇ではなかった。
月光に照らされる月彦の天井だった。
「あれ・・・?」
キョロキョロと辺りを見ると、そこはやはり月彦の部屋だった。
月彦はどうやら、いつのまにか寝てしまっていたらしい。
月彦の身体はベットの上で横たわっていたのだ。
「夢・・・?」
しかし、夢にしてはリアルだった。
と、月彦は首をかしげるばかりだった。
「夢・・・あれは、本当に夢なのか・・・あれは・・・
どこか、懐かしい感じのする夢だった。
あの声もどこかで聞いたような―――。
『月彦!!』
っと、その時だ。
月彦は、階下から聞こえてくる母の声に、あの夢の出来事が頭の中から、吹っ飛んだ。