MEMORY~キミへの思い~
こんな幸せがずっと続けばいい…そう思ってたけど


すぐに終わりはきた


拓哉が退院することになったのだ


拓哉がいなくなってしまったら紗奈も京ももちろん拓哉も


病院に来る必要がなくなってしまう…


そうなったら、また私は独りぼっちだ


拓哉が退院する日、本当ならバイバイの一言でも言わないと


いけないけど会えなくなるのがつらくて1人屋上に行った


彩「もう…行っちゃったかな…?」


青い空を見ながら1粒の涙が頬をかすめた





< 10 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop