冷たい王子とチビな私
「りゅーとくぅん。私と付き合って?」

私のすぐ近くで繰り広げられる告白。
もちろん告られてるのは私の一応彼氏である、学校1のイケメンの大石くんである。
告白しているのは桜咲さん。

『あー。ごめん』

彼は頭をポリポリかきながら、めんどくさそーな顔をしている。

「...なんでぇ?」

桜咲さんは心底理解不能という顔をしている。

『..俺、彼女いるし。』

「は?」

その一言で彼女の顔が引きつった。

「なにそれぇ!きいてないし!誰なわけ?」

突然彼の腕をつかんだ

『...いう必要なくね?』

「やだ!いってくれるまではなさないから!」

彼はまためんどくさそーな顔をした。

まさか、、、言うの?
私の名前なんかだしたら絶対ブチ切れる。。。


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