冷たい王子とチビな私
楽しいはずのランチタイム?
テクテクと歩きながら、人気のすくない体育館裏にきた。
ここは日陰だし、ベンチもあった。
そこに腰掛けてお弁当をお互いに食べ始めると、突然彼が話しかけてきた。

『あんたさ、赤田守のことすきなの?』

「ふぁい?」

彼の突然の問におどろいて、口にいれるはずだった卵焼きをポロリとお弁当箱にまたおとしてしまった。

『...告白すること許してたじゃん』

「...こく...はく?」

douyuukotoyanen。

「誰が? 」

『赤田守が。』

「誰に?」

『あんたに。』

・・・。
赤田くんが?私に?...?!?!告白?!?

「ないないない!!!/////」

私は、ありえない!と全身で拒否していた。

『...は?なら、なんで放課後...』

「そ、そんなことされるなんておもわないからだよ!!」

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