冷たい王子とチビな私
図書室
「...大石くん!」
私は守くんとわかれて、約束していた大石くんの所、図書室にやってきた。
大石くんはねむっていたのでおこしたのだ。

『あ?あー。あんたか。』

彼は明らかに眠そうだが目をこすって、私の方をじっとみた。

「な。なに?」
整った顔に見つめられて少しびくりとなった。

『なんか俺にいうことないの?』
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