冷たい王子とチビな私
デート
現在時刻は10時57分。

「...おっ!ちょうどいい!」

私は腕時計をちらっとかくにんした。

そして、駅前に着くともう彼はそこにたっていた。
わっ。またせちゃったかな。

「ごめん。おまたせ。」

取り敢えずあやまる。


『...え?』

彼は目を見開いておどろいていた。


「え?」



『あっ。何でもない』
彼はそっぽをむいた。




「『...』」




沈黙が...。


「...きょ、今日はどこにいくの?」

長い沈黙から抜けようと彼に質問。

『んーと、レッドパールパーク。』

彼が名前をだしたのはレッドパールパークというこの街で一番のアミューズメントパーク。

「え!本当に?!楽しみ!!」

私はレッドパールパークが大好きなので素直に嬉しかった。



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