オオカミ御曹司に捕獲されました
普段自分が食事をする時は、ターコイズブルーのカーペットの上にそのまま座って食べているのだが、そこに杉本君を座らせるのも何だか違和感を感じてしまう。

「ごめんね。うち、ソファーがなくって。お茶入れるから適当に座っててくれるかな?」

「気にしないでいいよ」

杉本君はうちの狭さに驚いた様子は見せず、私のベッドに腰を下ろす。

彼の行動に驚いた私は目を丸くした。

ええ~‼

何で、ベッドに座るの?

「小物とか可愛いのが置いてあって、女の子の部屋って感じだね」

杉本君は長い脚を組むと、興味深げに私の部屋を眺める。

「あのう、出来れば目をつぶってもらえるとありがたいのだけど……」
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