Rain Days
卓麻の他に、後3人煩い奴らがいる。


「お前もな。そういえば、また面倒な奴らと関わってるみたいじゃん」

「始めに面倒なことに巻き込んだのは、卓麻たちだけどね」

「楽しかっただろ?」


まぁ、卓真の言葉は強ち間違っていない。

卓麻たちと過ごした時間は、とてもかけがえのないのモノだ。


「まぁね」

「もう少し、婆さんも元気で居てくれたらな」


あたしが今の町に越してきたのは、お婆ちゃんが身体を壊したから。

いい歳だし、一人暮らしにも限界がある。

だから、これを機に一緒に住むことになった。

住むのは良いが、お婆ちゃんがこっちに出てきて欲しかった。

そしたら、みんなと一緒にいれたのに。

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