恋してセンセイ。




日曜日の夜


「 ねっ、見て!これ超可愛くない!?
買おっかな〜… 」


「 あたしはこっち派かなっ 」


「 嘘っ!?……悩むーーー 」


翠の部屋でくつろぎながらお互いファッション誌に夢中になっていた。


「 そういえば翠の両親は…? 」


「 あぁ〜、2人とも地方の講演会でいないよ。最近はずっと家で1人だし 」


あたしと翠は幼い頃から似たような環境で育った。


だから唯一の親友であり、お互い良き理解者だ。


「 そっか……今日泊まってもいい?明日そのまま一緒に学校行こうっ! 」



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