ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
いたい……体より心がものすごく痛かった。
「や、やめ…「ちょっとーー!!何やってんの!?」
…?
僕の前に誰かが立った。
目を開けると僕と同じくらいの背丈の女の子が庇ってくれていた。
「こっちにおいで!!」
と僕の手を引っ張って、公園からどこか知らないところへ連れていかれる。
「あの、ありがと…僕を助けてくれて。」
少し走ったあと、助けてくれた子にお礼を言う。
「えへへ。どういたし……わあ、血が出てるよ!」
あ。そういえばケガしているんだった……嬉しくてすっかり忘れていた。
だって人間とお話ができているんだもん。