心外だな-だって世界はこんなにも-
「よーし。それじゃあ、美紀ちゃん。ゲームをしよう!」
「ゲ、ゲームですか?」
「そう。私が美紀ちゃんの彼氏の名前を当てられたら私の勝ち。当てられなかったら美紀ちゃんの勝ち!」
なんでこんなゲームをするのか、私はすぐに理解できた。
「まさか、聡くんのこと知ってるんですか?」
祭ちゃんのガッカリした顔を見て気づいた。
「美紀ちゃん、ゲームの意味なくなっちゃったじゃん!」
私はこの日、二度目の謝罪を祭ちゃんにすることとなった。