隣に住むのは『ピー…』な上司
課長が結んできた契約は売上をアップするには確かに効果的なものだった。
販売促進を軸とする部署としては、大きな貢献には違いありません。
でも……
「課長は参加するって言ったの?」
「そりゃ勿論参加して貰わないと困るでしょ。一番の貢献者なのに」
当然みたいな言い方をする真由香に「そうよね」と返事する。
だからって自分が参加したいとは思えず……
「私、遠慮してもいい?」
特別な用事も何もない。
ただ、課長と接点を持ちたくないだけです。
「ダーメ!アイも誘えと言われたの」
「誰に?」
余計なことを言う人がいるもんだ。
「課長よ」
「課長!?」
「うん。いつもこういうのに参加しないでしょ?だから、たまには部署の一員として参加させろって」
(課長……)
またしても横暴な。
ジロッと上座を睨むと、課長は平然とした態度で仕事をしている。
「ねっ?課長からも誘えと言われたし、私もいるから平気よ。今回だけは参加しよっ。たまにはアイも交流くらいしないと!」
(交流ね……)
一番のニガテが舞い込んできた。
私を誘えと言った課長のことを思いきり逆恨みしつつ、打ち上げに行くことになってしまった。
販売促進を軸とする部署としては、大きな貢献には違いありません。
でも……
「課長は参加するって言ったの?」
「そりゃ勿論参加して貰わないと困るでしょ。一番の貢献者なのに」
当然みたいな言い方をする真由香に「そうよね」と返事する。
だからって自分が参加したいとは思えず……
「私、遠慮してもいい?」
特別な用事も何もない。
ただ、課長と接点を持ちたくないだけです。
「ダーメ!アイも誘えと言われたの」
「誰に?」
余計なことを言う人がいるもんだ。
「課長よ」
「課長!?」
「うん。いつもこういうのに参加しないでしょ?だから、たまには部署の一員として参加させろって」
(課長……)
またしても横暴な。
ジロッと上座を睨むと、課長は平然とした態度で仕事をしている。
「ねっ?課長からも誘えと言われたし、私もいるから平気よ。今回だけは参加しよっ。たまにはアイも交流くらいしないと!」
(交流ね……)
一番のニガテが舞い込んできた。
私を誘えと言った課長のことを思いきり逆恨みしつつ、打ち上げに行くことになってしまった。