君がうたう七つの子
この件については、僕が経験済みなのでよくわかっている。

小学校低学年のころだろうか、友達の家でドア付近に置いてあったおもちゃを誤って踏んで壊してしまった。

勿論、友達は大泣きした。

それはもう、地割れが起こるんじゃないかというくらい大きな声で泣き叫んだ。

僕は自分が踏んでしまったことについてちゃんと謝った。

そこで終わればよかったのに、そのあと僕は彼に説教というか、助言をした。

だいたい人がよく通るところに物を置くのはよくない。

今回はけが人が出なかったけど、ガラスだったら危なかったよ。

そもそも、大切なものはちゃんとなおしておくべきだよ

などと、つらつらと述べたものだ。

彼はそれを聞いて、更に号泣。

手も付けられない程に暴れた。

今でも申し訳ないことをしたなと思い出すくらいに強烈な思い出だ。

< 49 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop