最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~
プロローグ。

私には、2つ夢があった。

私もキラキラに着飾って幸せそうな
花嫁様の花婿様の
サポートをするウェディングプランナーになること

そして、いつか自分も
大好きな人と真っ白いウェディングドレスを着て
バージンロードを歩きたい。

1つの夢は、叶えた。
ウェディングプランナーとしてたくさんの花嫁様と
花婿様の幸せな結婚式をサポートしてきた。

あとは、自分の結婚。
大学時代から知り合い付き合いだした
奥村智也と結婚の約束までしていたのに……

「ごめん。別れてくれ」

私……木瀬愛美は、その彼に別れを切り出されてしまう。
喫茶店に呼び出しておいて話は、それ?
何で!?

「ちょっと……待って。どうしてたのよ!?
ちゃんと説明をして!!」

急に別れてくれと言われても
はい。そうですかと言えるわけないじゃない。

納得いくまで説明をしてくれないと
別れるにも別れられない。

「それは……」
言いにくそうに渋る智也。
何だか……様子がおかしい。

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