Dear.
✿
「わぁ…!」
林間学校へと向かうバス。
街を抜けて、少しすると、海が見えてきた。
家の近くでは、まず見ることができない景色に、興奮する。
「大興奮だね、みさ」
眠たげなカナの声。
「そこまでじゃないけど……。カナ、眠そうだね、」
「眠い…っていうか、疲れたよ…。今からオリエンテーリングとか、ムリ…」
…大丈夫なのかなぁ。
わたしは、着いたらカナを起こしてあげよう、と決めた。
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