キミと再会
避けられることがなくなったけど

さすがに1ヶ月になると
これは、もう一押ししないとって焦る





「松波君 コレ、伊原君とこに持って行って
大至急ね!」


「はい」




大至急の書類を手に、
伊原さんのオフィスへ

中から、舞美の声がした



「私…晴真みたいに大人じゃないもん!」


「グダグダ言わない!
そんなに、迷うなら俺の彼女になりなよ」







伊原さんも、舞美が好きなんだ…





胸がズキッと痛んだ

舞美が、誰かの彼女とか

そんなの嫌だ





「晴真…ごめんね」

「いいって、謝られるとギャグじゃなくなる
仲良くやっていきたいから
ずっと、友達でいいよ!」




舞美は、伊原さんをふったんだ……











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