キミと再会
【舞美】



相沢正人がどんな人物か

私は、見極めなくてはならない



叔母さんと3人で食事をした



「舞美さんのこと知りたい!
一緒に働きたい!
できれば、恋愛結婚したいので」



この人も、家族がいない



叔父さんも叔母さんも、さすが
見る目がある


正人さんは、素敵だった

財産目当てではなく

本当に仕事に熱心


そして、私のことも好きだと言ってくれた




「私…恋は、しないんです
正人さん、花山の養子になるといいわ
私…花山を継ぐ気ないの
正人さんが継いでくれたら、安心よ!」


「舞美がいないFLOWERに、魅力あるかな」


「ふふっ 正人さんFLOWERをよろしく!」



私は、やっぱり那央がいい


那央じゃない誰かと結ばれるなら
死んでもいい…




パーティーで、久しぶりに那央達と
顔を合わせる




正人さんとの隣にいるのが嫌で
外へ





「舞美」


念押ししたのに、抜けて来た正人さん


急に、私にキスをしようと近づいて来た

私は、思いっきり俯いて、拒否した

おでこにチュッとキスされた

泣きそう…


那央じゃない人のキス


「舞美にそんな顔させるのは、あの3人?
妬けるね…僕は、舞美の特別になれない?」


「ごめんなさい」



すると、正人さんが私の手を引いて
パーティー会場へ



「花山先生!!マイを僕に下さい!」







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