お金か愛か~16歳男子の決断~
数時間後…


歩莉と都希が来る予定の6時30分。


たった今料理が出来上がり、テーブルに運ぶ。


「うわっ!おいしそ♪ちょっと一口…」


「智柚っ!つまみ食い禁止!」


つまみ食いしようと智柚が料理に手を伸ばした瞬間、俺は止めた。


「ちぇーっ。」


まったく…口とがらせて…


なんか柚香のほうが智柚より精神年齢上な気がするんは俺だけか…?


ピーンポーン━


我が家のチャイムが鳴った。


歩莉と都希やな。


そう思いつつ、俺が玄関に行こうと1歩踏み出した時…


「いらっしゃーい♪歩莉!」


智柚がすでに歩莉と都希を迎えていた。


俺が迎えたかってんけどなぁ…


なんてな。


「惟智兄!」


俺がつけているエプロンが香耶によって引っ張られた。


「どうした?」


俺はしゃがみ香耶の目線に合わせる。



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