勘違いなアイツ
幼馴染なアイツ
小学3年生、アイツと初めて遊んだ。

最初はちょっと苦手だったアイツ。

でも年月を重ねていくごとに気づいたんだ。

私はアイツの事が好きなことにー


「ねぇ、このゲーム何円だったの?」

そう問いかける私、秋月千沙。

今年で中学2年生。

「んー・・3千円ぐらい」

答えたのは森林俊太。

私と同じ中学2年生。

今、駿の家で遊んでいる。

私の家から走って1分未満!

だから登下校の時によく顔合わせるんだよね。

そんでたまーにボチボチ話してる。

てゆうかアイツの方からよってくる。

その理由がいまいち分からない。

「そんじゃあ私帰るね」

「お、おう」

「うん。ばいばい」

「じゃあな」

バタン・・。

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