実録!私が小説を出版するまで
私の担当者は、ほぼ私の書いた原文通りに使うと言ってくれた。
でも、もっと世界観を伝えられて、読者をさらに引き込む序文(プロローグ)を付けようと提案された。すでに詩的な序文があるのに…
さっそく書いて担当宛てに送った。
「これでも悪くないけど、私はこんな感じがいいと思いますが?」
担当者の考えた序文がメールで送られてきた。
たぶん自分の作品に対しての自信がなったり、担当者の文才に太刀打ちできないと思っちゃう作家は、ここで「お任せします」と頭を下げるか、何度考えても担当を納得させられるものが書けないのとどっちかだと思う。
担当者はあくまで作家を立てつつ、売り出しやすいように誘導してく…
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