ポンコツ同盟


「代永くん、私、ずっと代永くんのことかっこいいと思ってたんだ。私と付き合ってください。」

確かに可愛い子だったけど、名前も知らない女の子と付き合うのは違うと思った。

だから俺は彼女を振った。

たったそれだけのことが、こんな発展してしまうなんて。


俺は浅田に昨日あったことを話した。

「え!じゃあ何?代永は富田さんと付き合ってなかったの!?ただのデマ!?」

「そうだよ。富田さんも人妻もヤクザの女も知らない。」

「ええ…」

浅田は複雑な顔をしている。

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