~ただ前へ~
好きな子が自分だと期待してたわけじゃいけど。


「じゃあ、その子に何で告らないんですか?」

「好きな子はいないって言おうとした。早合点すんな」


なんだつまんない。


「高速降りるから、道案内して」

「はっ、はい」



・・・・・・・



あっという間に家の前。


「ありがとうございました」

頭を下げる。

「おやすみ」

私は先生の車を見送った。




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