ちょっと聞いてよ、桐島くん!


前の席である親友の玲菜が声をかけてくれた。


「おっはよー!瑠璃!!」


「おはよう、玲菜」


「どうしたの、顔色が悪い」


「え、あぁ・・・ちょっとね手紙が下駄箱に入ってて」


「まさか」


「いつもの呼び出し」

「ですよねー瑠璃も大変だね。イケメン彼氏を持つと」


「だけど、好きだからしょうがない」


のろけやがってーと玲菜はいいながら頭を軽くチョップしてきた。
その後は普通に授業を受けて、昼を迎えた。
< 9 / 26 >

この作品をシェア

pagetop