ちょっと聞いてよ、桐島くん!
前の席である親友の玲菜が声をかけてくれた。
「おっはよー!瑠璃!!」
「おはよう、玲菜」
「どうしたの、顔色が悪い」
「え、あぁ・・・ちょっとね手紙が下駄箱に入ってて」
「まさか」
「いつもの呼び出し」
「ですよねー瑠璃も大変だね。イケメン彼氏を持つと」
「だけど、好きだからしょうがない」
のろけやがってーと玲菜はいいながら頭を軽くチョップしてきた。
その後は普通に授業を受けて、昼を迎えた。