こんな私が、恋したみたいです。











『ただいま!!』




どこからだよ、って話だけど




『おかえり』




全部全部終わって、じいちゃんちでご飯食べて、家に帰って、



お母さんは、ずっと部屋に篭りっぱなし。



仕方ない。そんなもん、なんだと思う。



学校に行ってないから宿題もないし、クラスの女子のグループで申し訳程度にノートの写真欲しいって言っても、みんなに既読無視されたところで。




要するに、することがない。



それに、ぽっかりと空いてしまった胸の穴をなんとかして埋めたい。



それは、さっきまでしていた勉強じゃ埋まらなくて。




『おう!疲れたぜ!』




『腰はどう?』




『昨日よりは大分まし!痛いっちゃ痛いかなー』




『そかそか、病院は?』




『臨時休業。ふざけてる』



りっくん、お願い、埋めてくれますか?



『それはなめてる笑』
『部活中ちゃんと冷やしたの?』




『だから話しかけらんねーって』




『え』




それは、りっくん、極端よ?




『なんか今日渕月さんキレててさー、言おうと思ったんだけどオーラに負けた笑』




『えー、どうしてだろ』



まぁ、しーちゃんは癇癪激しいから、何か気にくわないことがあったんだろう



『わかんねー、ダルい』



『まぁ、確かに』




訳もわからずキレられても、困る、いつものことだから、慣れたけど



『あ、ね、まいまいどーだった?』




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