こんな私が、恋したみたいです。
「まー、すぐわかるよ」



その、真剣な顔、苦手だよ



「…そーかなー」



皆目見当もつかない。だから、すぐわかる気がしない。



「もっちー、切っていー?」



《ん?》



「りっちゃん眠そうだから」



《そっか。寝かせな!》



「ん。じゃまた明日〜」



携帯をポケットにしまったりっくん。



「寝な。眠いっしょ」



「…ん、まぁ」



そう答えたら、りっくんは私の頭をりっくんの肩に倒した。




「おやすみ」



「…うん」



そのまま、眠りについた。


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