こんな私が、恋したみたいです。
「今日も元気いっぱいようで何よりです」



「杏ちゃん今日眠いでしょ!?」


「今日に限らずいつでも眠い」


いつものように、杏ちゃんの横の床に座る。

「ゆーて、りっちゃんも今日眠そう」



「そー?」


まぁ確かに、眠い。

「うん。夜更かしして何してたんですかぁぁあ?」


結局、何時までもっちと喋ってたんだろう。


「遊んでた!」



「なんかそれ以上聞くの怖い」


そう笑って、なんとか話を切り抜ける。



「ふぁぁぁあー」



「あっ、...おはよ!」



「ん...はよ」


もっちは私のせいで、あくびをしながら教室に入ってきた。


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