こんな私が、恋したみたいです。
完全に俺に頭を預けて、身じろぎをした。



その頭を、ポンポンと撫でる。




特に何もしないけど、俺は、りっちゃんがいなくならないように、りっちゃんは何かの寂しさを紛らわすために、





お互いを、抱きしめていた。




「ねぇ、」





「うん?」





「眠くなっちゃった」





そう言いながら、また俺にすり寄った。



「寝な」




「…寝る」




「おやすみ」




頭を撫でたら、そのまま、りっちゃんは寝息を立てた。





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