こんな私が、恋したみたいです。
ぼけっとしていた。
涙は引っ込んでも、立つ気になれない。
足の隙間から見えるトイレの地面をじっと見つめていた。
そのうち、選手の声が聞こえてきた。
練習、終わったんだな
結局、部活にもいかず、帰りもせず
何してたんだろう、私は
「りっちゃん、何あったわけ?」
トイレのすぐ近くの部室に戻ってきた選手のやたらでかい声が聞こえてきた。
しかも、私の話。
「知らねぇよ。けど、あのりっちゃんがな」
「それ。明日は来てくれっかなー」
「りっちゃんいないのはやっぱ、なんか静かで嫌だったよな」
「うん」
あーもう、折角落ち着いたのに
なんでまた、泣かせるかな
涙は引っ込んでも、立つ気になれない。
足の隙間から見えるトイレの地面をじっと見つめていた。
そのうち、選手の声が聞こえてきた。
練習、終わったんだな
結局、部活にもいかず、帰りもせず
何してたんだろう、私は
「りっちゃん、何あったわけ?」
トイレのすぐ近くの部室に戻ってきた選手のやたらでかい声が聞こえてきた。
しかも、私の話。
「知らねぇよ。けど、あのりっちゃんがな」
「それ。明日は来てくれっかなー」
「りっちゃんいないのはやっぱ、なんか静かで嫌だったよな」
「うん」
あーもう、折角落ち着いたのに
なんでまた、泣かせるかな