結婚の約束をしよう
甘党のお母さんはケーキが大好きだから、機嫌が良かった。

「…やめとく。」

「あらそう。じゃぁ智沙と行こうかしらね。」

お母さんは鼻歌を歌いながら、お昼ごはんの支度をしてくれていた。

「そうそう、お昼ごはん食べたら通知表出しなさいよ。」

「はぁい…。」

嫌な話題が出てきたな…まぁ避けて通れる話でもないんだけど。

「ただいまー!お腹すいた〜。」

「おかえり。もうお昼にするから早く着替えてらっしゃい。」

「はーいっ!」

元気よく帰ってきた智沙は、その元気のまま2階に上がって行った。

あ、この匂い……。

「お母さん、今日もしかして…焼うどん⁈」

「そうよ。」

私は、慌ててテーブルに駆け寄った。

「あ…。」

「なぁに?変な子ね。」

愛おしそうに焼うどんを見つめる私を、不思議そうに見ているお母さん。

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