きみへ
君とお揃いの指輪も
もう身体の一部のようになっていて
こんな しわくちゃな指に
こんな 大事な指輪をはめていて
時々心配になるんだ
でも
もう君とは
何十年も一緒に過ごしてきたから
今更心配しなくても
大丈夫かなって
ポジティブ思考で
どれだけの時間が経っても
君のあの笑顔は
出会った頃から何も変わってない
だから
ほら 笑って
私の為に
涙なんて流さないでいいの
私は楽しかったよ
君と出会えて
本当に良かった
最後くらい
笑ってよ
いつもの変な笑い声が
聞きたいよ
今までありがとう
おやすみなさい
