拾ったワンコは御曹司!?…
「分かりました。
受付の仕事に必要な事ですよね?」
と、私が言うと津久井さんは
「うん、そうそう!」と、嬉しそうに言い、
「じゃ30分後に!」と言ってエレベーターに乗り
部署に上がって行った。
林さんからの怖い視線が
私に突き刺さるのが分かる。
私はそれに気付かない様に
林さんに向かい合う。
「林先輩!
お願いがあるんですけど
今日空いてますか?」
私は顔の前で手を合わせる。
「空いてたらなによ!?」
おー怖。
「私、今夜どうしても外せ無い用があって
勉強会は無理なんです。
だから林先輩、
代わりにお願いして良いですか?」
「え? ええ! 良いわよ!」
林さんは急に態度を変え
満面の笑顔で承諾してくれた。
よし! 後は津久井さんだ!