森下くんの恋愛事情

進展。 ・゚+゚・*悠李side


「莉音、俺もそろそろ行ってくるわ。

昼までには帰ってくる予定だから」


急に出てきた快斗にちょっとだけびっくりしたのは秘密。


「うん、いってらっしゃい」

「あぁ」


快斗が出て行ったあと、

キッチンの片付けが終わったのか莉音がこっちに来た。


「莉音?どうしたの?」

「なんか、静かになったら寂しくなった。

ギュッってしていい?」

「いいよ?」


そしたら莉音が抱きついてきて、

なんか、告白された時みたいだなって思ったら

急に恥ずかしくなってきて

僕もギュッてしかえしたら


カシャッと音がして


「いいもんとれた」


という声が聞こえて、声の主は部屋へ入っていった。

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