森下くんの恋愛事情

莉音の彼氏。 .+゚*。:゚結城side


やっと泣き止んだ。

30分くらい立ったか。

莉音は泣きやんだけど、光輝は、未だに魂が飛んでいっている。

聞いてないと思われてたのが結構辛かったらしい。

それにしても、森下のいうことは結構聞くらしいな。

やっぱり莉音の彼氏か。

まぁ、どぉでもいいけど…


「莉音。さっきは悪かった。

別に、泣かそうと思ったわけじゃなくて」

「わかってます。

私こそ泣いちゃって…逆切れまでしちゃってごめんなさい」

「いや、大丈夫。

それより、流れ弾食らった光輝は、未だに立ち直れてないから誤ってやれ」


頭を撫でようとすると、横から恐ろしいスピードで手が飛んできた。

どうやら手の主は、森下らしい。

思いっきり叩かれたので結構痛かった。

多少ジンジンするが大丈夫だろう。

…こいつ、独占欲のかたまりかよ。

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